AlphonseのCINEMA BOX

眠れる森の美女

2025/09/20(土)追加

作品情報

制作年:1959
制作国:アメリカ
監督:クライド・ジェロニミ、ウォルフガング・ライザーマン、エリック・ラーソン、レス・クラーク
主演:オーロラ姫、フィリップ王子
助演:フローラ、フォーナ、メリーウェザー、マレフィセント
ジャンル:アニメ

オーロラ姫は16才――いま、愛の予感につつまれています。

コメント

Alphonse 2025/09/20(土)

テレビ放映にて鑑賞。

魔女の呪いにより16歳の誕生日に眠らされてしまうプリンセス
というお話。

往年のディズニー作品。

何故今までテレビ放映されなかったのか不思議だが、
尺が短かったためだろう。

ストーリー自体は他のディズニー作品、
白雪姫やシンデレラと同じ。

プリンセスの回りに賑やかしキャラがいて、
悪役(ヴィラン)の悪だくみからプリンセスを王子が守る、
というもの。

それよりも映像がディズニーの凄さを表している。

1.魔法を使った時の小さな光の粒のエフェクト。
2.実写のような背景と人物の動き。
3.眠れる森の美女の曲に合わせた映像とストーリー展開。
4.馬の動き。

など、日本のアニメもかなり作画が向上しているが、
そのクオリティを1959年に作っているのが凄い。

細かく観ていこう。

1.魔法を使った時の小さな光の粒のエフェクト。
これは白雪姫の頃からあるディズニーお得意の描写。
とくに白雪姫では水滴を一粒一粒丁寧に描き、
それが画面から消えるまで描いている。
現実にはそこまで時間を抱えて水滴が空中に散布されないためか、
本作はすぐに姿を消す。
光の粒に関しても同様。白雪姫ほど長く滞空していない。

2.実写のような背景と人物の動き。
背景に関してはウィキペディアに詳しいので割愛するが、
ゲームのテクスチャのような背景が印象的だ。

人物(特に王子)は実際の人物の動きをトレースしたのではないか。
と思っていたがウィキペディアによるとその通りであった。
それぐらいリアルな動きが再現されている。
ディズニーアニメはフルアニメーション(1秒間に24コマ)で描かれるため、
自然な動きが表現できるが日本のテレビアニメはその半分1秒間に12コマ程度のため、
本作のようななめらかな動きは今後の製作されそうもない。

3.眠れる森の美女の曲に合わせた映像とストーリー展開。
チャイコフスキーの楽曲をよく知らないので、
どこまでオリジナルでどこまでがそうでないのか不明。
ただ、ファンタジア同様にクラシック曲を劇伴に使い、
映像化しようとした意図は見受けられた。

4.馬の動き。
どうでもいいようなシーンだが、
アニメーションでここまで詳細に馬の動きを再現した作品は他にないと思われる。
左右に馬がまがり、走っている途中に足踏みまでする。
実写でもこれぐらいのシーンは当たり前にやってほしいものだ。

やはりディズニーは初期の作品に名作が多い。
ディズニーの凄さが再認識させられる作品でした。