耳をすませば WHISPER OF THE HEART
2024/05/11(土)追加
作品情報
制作年:2020年
制作国:日本
監督:平川雄一朗
主演:清野菜名、松坂桃李
助演:安原琉那、中川翼、音尾琢真、松本まりか、田中圭、近藤正臣
ジャンル:ラブストーリー
夢にまっすぐな 君を好きなまま 大人になりました。
コメント
Alphonse 2024/05/11(土)
テレビ放映にて鑑賞。
作家志望の月島雫(清野菜名)が遠距離恋愛をする
というお話。
柊あおい原作の同名漫画の実写化。
本来は2020年9月公開予定の作品。
コロナ禍により2022年10月に延期された。
アニメ版がジブリによって製作され、
その10年後を描く。という形の実写版。
どうしてこんな事になってしまったのか。
というのが率直な感想。
そもそもアニメ版「耳をすませば」には、
色々と作品以外のノイズがやかましい。
その1。
アニメ版の監督は近藤喜文だが、
実際は宮崎駿が何かと注文をつけたため、
宮崎駿作品ではないかというノイズ。
その2。
アニメ版公開後、宮台真司が作品に難くせをつけたため、
宮崎駿が激怒したというノイズ。
その3。
原作通りに作らないアニメ版。
こんなにノイズが一杯詰まった作品の実写版。
アニメ版をそのまま実写にしたのでは、
叩かれると思ったのだろう。
アニメ版から10年後。という設定になっている。
そのつもりで観始めるといきなり、80年代に話が移る。
大河ドラマ「いだてん」のごとく時間軸がころころ変わりながら、
10年後の話なんて全体の半分もないのではないか。
と思う程アニメ版の実写版のような展開をみせる。
これほどアニメ版を意識していながら、
天沢聖司(松坂桃李)の職業が、
ヴァイオリン職人から、チェロ奏者に変わっており、
主題曲も「カントリーロード」から「翼をください」に変更されている。
アニメ版の実写を作りたかったのか、
10年後を描く完全新作を作りたかったのか。
さっぱりわからない。
途中、三角関係による修羅場があったりもするが、
これはもう蛇足。
このシーンまでに散々アニメ版を踏襲しているから、
修羅場が不自然で仕方ない。
なんともお粗末な実写版。
私は、10年後の雫と聖司を観たかったのだ。
こんな詐欺は宮崎駿の辞める辞める詐欺だけにして欲しい。
と思うのでありました。