AlphonseのCINEMA BOX

スパイダーマン ファー・フロム・ホーム

2023/11/06(月)追加

作品情報

制作年:2019
制作国:アメリカ
監督:ジョン・ワッツ
主演:トム・ホランド
助演:サミュエル・L・ジャクソン、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロン、アンガーリー・ライス、ジェイク・ジレンホール
ジャンル:SF

終わらせない――僕がいる。

コメント

Alphonse 2023/11/06(月)

テレビ放映にて鑑賞。

ミステリオ(ジェイク・ジレンホール)と共に
スパイダーマン(トム・ホランド)が、
異世界からの敵エレメンタルと戦う
というお話。

もう何度目のスパイダーマンだろう。
何度リメイク、リブート。言葉はともかく映像すれば気が済むのか。

日本ではアイアンマンより俄然スパイダーマンの方が知名度があった。
古くはテレビアニメや特撮作品を放送していたからだ。

ところが、アイアンマン(2008年)の実写化以降、
アベンジャーズでもアイアンマンが主役ような立ち位置だったため、
スパイダーマンの影はすっかり薄くなってしまい、
アイアンマンばかりがクローズアップされてしまう事になる。

本作はその典型のような作品で、敵の正体もスパイダーマンの能力も、
アイアンマンの影響が随所に垣間見える。

そんな本作だが、私はアベンジャーズの最後を見ていないので、
アイアンマンがどれだけ活躍したのかよくわからないまま、
話が進む。

この辺りがシリーズ物のつらい所。
アイアンマンの威光に、大した興味もないまま前半を鑑賞することになってしまった。

CG特撮は素晴らしかったが、スパイダーマンことピーターが万能。
なんでもこなしてしまうスーパーヒーローになってしまって幻滅。
これまでのスパイダーマンはヒーローであることの葛藤とか、
未熟さみたいなものがあったのだが、本作はそんな気配は微塵もない。

そもそもスパイダーマンはNYを舞台に活躍するご当地ヒーローで、
世界とか、地球とか、人類とかの命運をかけて活躍するヒーローではない。

アメリカ同時多発テロの後、公開された「スパイダーマン2」ではその傾向が顕著。
テロで傷ついたNY市民を励ますヒーローとしてスパイダーマンは存在した。
そういう経緯があるから、大ヒットしたのだ。

ただのヒーローものとしてしか認識しないで、
観ている日本人にはそういった感動は得られないだろう。

しかも主人公は高校生。
学業の合間を縫ってヒーロー活動をしているので、
スケジュール的にかなりハード。
そのあたりの経緯は「アメイジング・スパイダーマン2」で描かれていた。
そういったことからも、スパイダーマンは学園ドラマであって、
世界の命運とか無関係なのです。

そんなこんなでミステリオが実は狂言だった。
というオチを観たあたりで、私も寝オチしてしまったのでした。