哀愁しんでれら
2023/01/08(日)追加
作品情報
制作年:2021年
制作国:日本
監督:渡部亮平
主演:土屋太鳳
助演:田中圭、COCO、山田杏奈、銀粉蝶、石橋凌
ジャンル:サスペンス
シアワセすぎる。
コメント
Alphonse 2023/01/08(日)
テレビ放映にて鑑賞。
様々な不幸が襲った小春(土屋太鳳)は、
偶然大悟(田中圭)を助ける。
というお話。
近年珍しい監督オリジナルの脚本。
タイトルのシンデレラのように、
不幸の中にいた小春は、
王子様である開業医の大悟と結ばれる。
シンデレラと違うのは、
王子様が子持ちであることと、
シンデレラの実家の家族が優しいということ。
幸せ一杯の小春だったが、
大悟の娘ヒカリ(COCO)が何かと問題を起こす。
新しく母親になった小春が気に入らないのか、
小春の弁当は食べないし、
小春の筆箱も使いたがらない。
何かにつけて反抗的なヒカリ。
そうこうしている内に、
ヒカルの同級生が死んでしまう。
事故死か他殺か真相は謎のままだったが、
他の同級生の言葉を信じるなら、
おそらく事故死なのだろう。
ところが、ヒカリが同級生を殺したという噂が広まり、
小春の家族は地域住民から嫌がらせを受けるようになる。
万策尽きた小春は、
大悟が行っている学校のインフルエンザの予防接種に、
インシュリンを混ぜて全校生徒を抹殺してしまう。
これでめでたし、めでたし。
あらすじはこんな所。
では感想を書いておこう。
ラストはハッピーエンドとも、
バットエンドともとれる意味深な内容。
主人公にとってめでたし、めでたしなだけで、
周りの人間は1つも幸せじゃない。
成金が自己保身のために、
回りに犠牲を強いているようにも見える。
あるいは公開が2021年ということで、
コロナ禍真っ只中。
ワクチン接種否定派には絶賛されたかもしれない。
ウィキペディアによると2016年の企画を元に製作されたため、
ワクチン接種とは何の関係もない。
公開時期は意図せぬ反響が起きてしまうから注意が必要だ。
ついでにウィキペディア情報からもう1つ。
主演の土屋太鳳は三度オファーを断ったという。
それも無理はない。
この役は難しい。
2時間で決着のつく映画で、
ここまで変貌する人を演じるのは、
並大抵の役者では出来ないからだ。
何かしらの賞を取ったわけではないが、
お疲れ様でした賞。ぐらいはあげてもいいと思う。