AlphonseのCINEMA BOX

魔女見習いをさがして

2022/12/25(日)追加

作品情報

制作年:2020
制作国:日本
監督:佐藤順一、鎌谷悠
主演:長瀬ソラ、吉月ミレ、川谷レイカ
助演:大宮竜一、矢部隼人、久保聖也
ジャンル:アニメ

不思議なチカラが湧いたら、どーする?

コメント

Alphonse 2022/12/25(日)

テレビ放映にて鑑賞。

テレビアニメ「おジャ魔女どれみ」のファン三人が旅をする。
というお話。

「おジャ魔女どれみ」(以下「どれみ」)20周年記念作品でありながら、
「どれみ」の続編でもスピンオフでもない。
「どれみ」のファンの物語。

一風変わった記念作品だが、
「どれみ」を知らない人でも楽しめるところがポイント。

「どれみ」は数回しか観たことがないが、
「どれみ」という名前からも想像できるように、
音楽をモチーフにしていたはずだ。

そのため続編(だったと思う)は「おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)」。
シャープは音楽記号からきている(はず)。

今では「プリキュア」のように戦闘少女がメインだが、
「どれみ」はそんなことはなかったように思う。
時代劇やヤクザ映画が得意な東映作品でありながらである。

本作に関しては、話の内容云々よりも、
東映アニメーション(以下「東アニ」)の手抜きにみえない作画に感心させられた。

写実的な作画の作品がいくつか登場しているため、
そちらの作画に移行しても不思議はないのだが、
東アニは、そんな事はない。
どこかにデフォルメがある。

おそらくこれは、長く東アニが、
テレビアニメを手がけてきたからだろう。

テレビアニメは製作期間が映画ほど長くない。
しかも昭和の頃は放送期間延長など当たり前。
そのため、凝った作画ではテレビ放送に間に合わなくなる。
そこで産み出されたのがデフォルメされた作画。

しかし、デフォルメされた作画は手抜きに見えてしまう。
ところが本作は、そうなっていない。

それは東アニの作画スタッフのデッサン力が、
確かだからだ。

省略した線で描いても、ちゃんと絵になっている。
逆に多くの線を書き込んでも、
デッサンがおかしいと、どことなく下手に見える。

そんな作画に感心しながら鑑賞したのでありました。