AlphonseのCINEMA BOX

ラストゲーム 最後の早慶戦

2021/10/16(土)追加

作品情報

制作年:2008
制作国:日本
監督:神山征二郎
主演:柄本明、渡辺大
助演:柄本佑、原田佳奈、ベンガル、山本圭、冨司純子、石坂浩二、藤田まこと
ジャンル:ドラマ

忘れない。君たちが輝いた、あの日。

コメント

Alphonse 2021/10/16(土)

テレビ放映にて鑑賞。

太平洋戦時下で野球の早慶戦をする
というお話。

何故こんな時期に反戦映画など放送しているのだろうと、
不思議に思いつつ観ていると、
本作で描かれる早慶戦が行われたのが十月十六日。

その日にあわせて放送するという心憎い演出に感心することしかり。

内容は戦時下のため東京六大学のリーグ戦は中止。
そんな最中に学徒出陣の要請が出る。

学生達に出陣前の思い出に早慶戦をやろうと慶応側(石坂浩二)から申し出がくる。
快諾する早稲田の野球部顧問(柄本明)。

しかし早稲田の総長(藤田まこと)は断固反対する。

そのまま中止になってしまうかと思われた早慶戦だったが、
戦地で早稲田の学生(渡辺大)の兄が死んでしまう。
戦況の悪化を薄々感じていた学生の両親(富司純子)たちの意向もあって、
早稲田の学長の意見を無視して早慶戦を開催する。

試合は慶応のエースの不調もあって早稲田の大勝。

というお話。

野球をする学生達がメインの筈。
女の子に恋文を渡すシーンなんかがあったり、
ラストでは雨の中、
明治神宮外苑(後の1964年の東京オリンピックの舞台)で学徒出陣する学生達が映っていたり、
撃墜される日本の飛行機も映り込んでいたりする。

にも関わらず脇を固める演者が豪華すぎるため、
学生達の影が薄くなってしまった感は否めない。

学生役で今なお活躍しているのが、
柄本佑ぐらいしかいないというのも原因だろう。

若い演者ばかりで作ってもチープになってしまうし、
ベテランばかりで作るとおじさん向けになってしまう。
なかなかバランスを取るのは大変だ。

どうでもいいが、
私は負けたチームが勝ったチームにエールを送り、
それを受けて勝ったチームが負けたチームにエールを送る。
このエール交換が大好きだったりする。