ボヘミアン・ラプソディ
2021/06/05(土)追加
作品情報
制作年:2018年
制作国:イギリス、アメリカ
監督:ブライアン・シンガー
主演:ラミ・マレック
助演:ルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ、エイダン・ギレン、トム・ホランダー、アレン・リーチ、マイク・マイヤーズ
ジャンル:ドラマ
魂に響くラスト21分ー、俺たちは永遠になる
コメント
Alphonse 2021/06/05(土)
テレビ放映にて鑑賞。
ロックバンドQUEENのボーカル、フレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)。
というお話。
実話に基づく物語。
冒頭はライブ・エイドに出演する所から始まり、
そこからどうやってここまでたどり着いたか。
その経緯が描かれる。
序盤はしょぼい。素人同然のフレディやQUEENのメンバー達。
華も何もあったもんじゃない。
作中で歌われる曲も知らないものばかり。
駄作感一杯の作品になってしまっている。
観るのをやめてしまいたくなる所だ。
しかし、これはサクセスストーリーを描く際のお約束。
前半がしょぼいほど、後半が盛り上がる。
メリハリだ。
しかもミュージカルと違い、
無理やり音楽を物語に押し込んでくるような感じはない。
QUEENの演奏シーンがそのまま音楽となっているため、
ミュージカルが苦手な人にもすぐに物語に入っていける。
次第に人気が出てBBCに出演。その後タイトルにもなっている
「ボヘミアン・ラプソディ」を製作するが、
多額の製作費と曲の長さで事務所の社長と揉めてしまう。
ここで窓ガラスに石を投げるメンバー。
さすがに今(2021年)ではこのシーンはNGだろうが、
作中の頃ならあったかも。いかにもロックなシーンだ。
曲の「ボヘミアン・ラプソディ」に関してはフレディ亡き後だったと思うが、
テレビで見た(聞いたではない)ことがある。
なんとも凄い映像だった。
転調する前のオペラのような雰囲気の曲の方が印象的で、
ロック調の曲の方はあまり覚えていない。
実は「天国への階段」と同じと言ってしまえばそれまでなのだが。
その後はよくあるサクセスストーリー作品だった。
恋人との結婚。そして離婚。
マスコミの喧しい態度にウンザリ。
毎夜仲間とバカ騒ぎをする。
などなど。
それまで平凡な生活を送っていた人物が、
いきなり違う世界に迷い込んだ際に陥るよくあるシーンばかりだ。
ところがフレディはエイズに冒されてしまう。
余命短くなったあたりから、本作は何かが弾けたようだ。
テレビCMでも聞いたことのある曲が数多く登場。
どんどん親近感が増していく。
そしてライブ・エイドに出演するシーンに突入。
冒頭とここでやっと繋がるわけだ。
そこで歌われる「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞がグッとくる。
まるで余命短い自分の事を歌っているような歌詞なのだ。
そこへフレディと観客との声の掛け合い。
CGとは言え、観客の声が波のように広がるシーンは圧巻だ。
自分もライブ会場にいるかのような雰囲気を味わいつつ、
最後まで鑑賞。
エンディングには実際のフレディの歌唱シーンがあったためだろう、
エンドクレジットも放送されていた。
惜しむらくは「I was born to love you」が少ししかなかった所ぐらいか。
ついでと言ってはなんだが、
LGBTについて何かと口喧しいので批判的なことは書きたくないが、
男同士のキスシーンは嫌いです。