AlphonseのCINEMA BOX

魔法遣いに大切なこと

2021/05/03(月)追加

作品情報

制作年:2008
制作国:日本
監督:中原俊
主演:山下リオ、岡田将生
助演:木野花、田中哲司、鶴見辰吾、永作博美
ジャンル:ラブストーリー

約束を守りたい―君を守りたい―

コメント

Alphonse 2021/05/03(月)

テレビ放映にて鑑賞。

主人公が一人前の魔法遣いになるまで。
というお話。

タイトルに「魔法遣い」とあるが、「魔法使い」ではない。
誤字ではなく意図的なもの。

単純に言葉の意味からすると魔法を使うのではなく、
魔法を派遣することの意味になってしまう。
なぜ「使い」ではなく「遣い」なのか、
そんな細かいことはウィキペディアにでも任せておけばいい。

さて、冒頭に看板が落ちてくるシーンがある。
主人公が魔法を使い人を助ける。
私は、すっかり魔法使いの話だと思い込んで観ていた。

その割りに魔法を使うシーンが少ない。
櫛を復元することと、イルカを助けるシーンのみ。
後は普通に恋愛映画。

イルカを助けるシーンのCGはよく出来ていたが、
後は観るに耐えないチープな特撮。

画面も平板。
魔法士たちが出会うエピソードも無理やり詰め込んだ感が拭えない。
製作時期はガラケーが普通に登場するあたりからして、
アニメの実写化が数多く製作された頃っぽい。
もしかして、これはアニメの実写化作品?

と思いつつ観ていると、
鶴見辰吾、永作博美といった実力派俳優が登場。
なんとか最後まで観ることが出来た。

後で調べてみると予想通りアニメの実写化作品だった。
映像はアニメによせたためか、平板なシーンばかり。
街中のシーンもゲリラ的に行ったのか、通行人が意味もなくカメラ目線。
ラストの主人公が亡くなるシーンもちっとも感動的じゃない。

誰かが
実写は不要なものを映す。その中から必要なものだけをみせるもの。
アニメは必要なものだけ映す。そこに不要なものをみせるもの。

といっていたがまさにその通り。
不要なものばかり映りこんでしまったからだろう。

なんかB級感一杯の作品になってしまった。
簡単に言ってしまうとアイドル映画感満載なわけだが、
この手のアイドル映画は数年後(あるいは数十年後)に人気が出る。

それは当時は無名で若手でしかなかった演者が、
数年後(数十年後)に実力派俳優として人気を博すからだ。

そのため現時点(2021年)では、
演者の活躍次第で名作にも駄作にもなるとしておこう。