パラサイト 半地下の家族
2021/01/11(月)追加
作品情報
制作年:2019年
制作国:韓国
監督:ポン・ジュノ
主演:ソン・ガンホ
助演:イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム
ジャンル:ドラマ
幸せ少しいただきます
コメント
Alphonse 2021/01/11(月)
テレビ放映にて鑑賞。
半地下で暮らす家族が、セレブの家に寄生する
というお話。
韓国映画でありながら異例のアカデミー賞作品賞を受賞した作品。
PG12の規制があったわりにそれほど残酷でも異常でもない。
日本の刑事ドラマやミステリードラマで表現される殺人描写と変りない。
怒りに任せて加害者が被害者を血だらけにするなど、
日本のテレビでは日常茶飯事だ。
また頭を殴られた息子が結果、
何を見ても笑ってしまう。
というのも不謹慎と言えば不謹慎だが、
病気なのだから仕方ない。
どこがPG12の規制になったのだろう。
おそらく、後半セレブが半地下の人に対して鼻をつまむシーンが、
差別的表現と思われたのだろう。
と思っていたのだが、どうやらお色気シーンがNGだったようだ。
それなら18禁のはずだが。うーむ。よくわからん。
しかも内容的には大した驚きもなく、
アカデミー賞を受賞したことと、
衝撃のラストということで期待しすぎたかもしれない。
思ったほどの衝撃も何もなかった。
思うに前半半地下の家族はセレブをだましていることに罪悪感がない。
そのノリで最後まで半地下の家族は過ごしてしまうため、
観ているこちらはコメディ映画を観ているような気になってしまう。
ところがセレブの地下室に隠れていた住民はそんな意識が全くない。
この温度差が惨劇を引き起こしてしまうことになるのだが。
その展開が衝撃的かどうかというと、
これまた日本のテレビでは日常茶飯事なため大した驚きもなかった。
あえて作品賞といえる深淵な内容と言えば、
惨劇後、頭を殴られた息子が金を稼いで父親と再会を果たす。
というハッピーエンドを夢みながら、
現実は半地下の生活を送って終わる所ぐらいか。
ハッピーエンドともアンハッピーエンドとも取れる終り方に尽きると思う。