天気の子
2021/01/04(月)追加
作品情報
制作年:2019年
制作国:日本
監督:新海誠
主演:森嶋帆高、天野陽菜
助演:天野凪、須賀圭介、須賀夏美
ジャンル:アニメ
これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語
コメント
Alphonse 2021/01/04(月)
テレビ放映にて鑑賞。
雨を止める能力を持った女の子と家出してきた少年
というお話。
「君の名は。」の新海誠監督の次回作。
一部には駄作との評価もある作品。
その批判には「君の名は。」以前の新海誠監督作品と同じようなものが散見される。
確かに私も「君の名は。」以前の新海誠監督作品には同じような意見を持っていた。
要はオタク臭が漂い、自己満足に終始している。
あるいは、いわゆる「世界系」と呼ばれる作品で、
世界の命運(地球滅亡とか)が主人公を取り巻く周辺のみで語られ、
ご都合主義満載、男女の恋愛の成就のみに重点がおかれ、
スケールが大きいようで、実は矮小な世界の出来事に終始してしまう。
とまぁ、こういった類(たぐ)いの批判だ。
SPECIAL BOXにも書いたが、
私の場合、「君の名は。」以前の作品群には、
背景のアップばかりが目に付いた事と、
アンハッピーエンドにより評価が低かった。
しかし本作は「君の名は。」の後に作られたということもあって、
不思議とそういった批判は感じなかった。
ともすると、「君の名は。」よりも評価が高いとさえ思っている。
おそらく、「君の名は。」と似た要素が多かったからだろう。
派手な爆発やアクションといったものがなく、
十代の日常を丁寧に描き、特にこれと言って盛り上がることもない。
どちらかと言えば地味に感じるストーリー展開。
そんな作品である「君の名は。」がヒットしたため、
同じような評価で観ていたためだろう。
ともすると「君の名は。」と同じテイストの作品として本作を評価していたとさえ思う。
うまく言葉にできないが、
「君の名は。」によって免疫が出来た。
あるいは「君の名は。」が名作とされたので、
同じ監督の作品は名作だろうと勝手に解釈してしまい、
大勢の意見に流されまくった。
ともいえる。
批判的な意見の人はおそらく「君の名は。」に対しても同じようなものだろう。
そんなこんなで批判的な視線を最初からもっていなかったため、
感動したのではないかと思っている。
また本作では最後長雨により関東圏が水没してしまう。
その状況がコロナ禍と重なって観えたことも要因だろう。
本作では水没した世界に順応しながら生きていく。
それと同じようにコロナ禍以降の世界に順応していくように思えたのも、
感動した要因であったように思う。
ついでに、「君の名は。」の瀧と三葉が登場していたのは、
ファンサービス。ご愛嬌だ。