マッドマックス 怒りのデス・ロード
2020/09/14(月)追加
作品情報
制作年:2015年
制作国:アメリカ、オーストラリア
監督:ジョージ・ミラー
主演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン
助演:ニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン
ジャンル:アクション
マッドマックスシリーズ4作目。
コメント
Alphonse 2020/09/14(月)
テレビ放映にて鑑賞。
核戦争で大半の人類が死滅した世界。
残った人類や資源を支配するジョー(ヒュー・キース・バーン)から脱出するフュリオサ(シャーリーズ・セロン)に手を貸すマックス(トム・ハーディ)。
というお話。
1作目から30年近く経ての続編。
しかし、何故今になって続編なのか不思議に思う。
どうせなら1作目からリメイクしてもよかったと思うのだが、
作品を鑑賞してみると1作目のリメイクでなくて正解だったことがよくわかる。
荒廃した世界では、どんなぶっ飛んだアクションもアリになってしまうからだ。
内容的には脱出、逃亡劇。
単純明快で難しい用語もなく、ただただアクションのみ。
B級映画といえなくもない。
しかし、アカデミー賞を6部門も受賞してしまった。
おそらく、
インディアンに襲われる幌馬車。
を審査員が思い出してしまったのではないか。
と邪推してしまうが、さすがにこの西部劇テイストは古すぎる。
今一つアカデミー賞受賞の謎が解明できない。
しかし、その謎は作品を観ていくうちに判明する。
序盤は格闘戦のカット割がマズイため人物の配置がわかりにくく、
それほどでもないのだが、カーアクションになると一変する。
息もつかせぬアクションの連続で受け手を楽しませてくれる。
そのうち、車だけでなくバイクも登場し飽きることがない。
そして、夜になり沼地で立往生するマックスたち。
この時、普通夜の映像といえば黒いところが映りこむのだが、
全編、青。
まるでピカソの青の時代。テレビ版「ガンダム」のエンディングのようなのだ。
この映像美がアカデミー賞受賞の要因だろう。
実にすばらしかった。
その後、ユートピアである緑の地を目指していたにも関わらず、
その緑の地は消失してしまったことを知るマックスたち。
そこで何を思ったか来た道を戻ることにする。
ちゃぶ台返しも甚だしい。
こうして後半は逃げてきたところに戻りエンド。
全体としてみると、前半と後半アクションで中盤に小休止。
ほぼ全編アクションと言ってもいい作品だ。
それなのにアカデミー賞を受賞したのは、
「アベンジャーズ」を筆頭とする、
アメコミ映画に対する反感ではなかっただろうか。
日本のアニメの影響なのか、
「アベンジャーズ」には専門用語の説明がいくつか存在する。
そういった小難しい専門用語に対する嫌悪感が、
この作品をアカデミー賞受賞に導いたのではないか。
そんなことを思ってしまうのでした。