AlphonseのCINEMA BOX

君の膵臓をたべたい(2018年)

2020/05/04(月)追加

作品情報

制作年:2018
制作国:日本
監督:牛嶋新一郎
主演:山内桜良、志賀春樹
助演:滝本恭子、宮田一晴、隆弘
ジャンル:アニメ

2018年秋、最も美しい春がスクリーンに咲き誇る。

コメント

Alphonse 2020/05/04(月)

テレビ放映にて鑑賞。

病気の彼女と彼氏のお話。

住野よるの同名小説の映画化。

タイトルだけ観ればホラー映画ではないかと思ってしまうが、
内容は全く違う。

以下、ネタバレ注意。

アニメ版を観る前にすでに実写版を観ていたので、
本作の最大の見せ場(?)である病気の彼女が通り魔に殺されてしまう。
という衝撃の展開はすでに知っていた。

そのためか犯人がわかっていながら、ミステリーを観るようなもので、
アニメ版は大した驚きも感動もなかった。

また、本作の公開が実写版公開から1年ほどしか経っていないので、
急ピッチでアニメ版を製作したのではないか、
と思われるシーンが多いことも関係しているかもしれない。

例えば、
ポスターだけを映してセリフを延々しゃべる。
手帳だけを映してセリフ。
背中だけを映してセリフ。
目だけを映してセリフ。

など、テレビアニメでよく使われる、動かないシーンが多用されているため、
手抜きのように思えて仕方ないのだ。

また実写版には残った彼氏の数年後が描かれていて、
そこも面白いと感じていたのだが、
本作ではそれもなかった。
それも本作をつまらなくさせている理由の一つだと思う。

それでも、アニメ版にしかない
星の王子様のようなファンタジー観あふれる世界で、
物語が進んでいくあたりが見所と言えば見所だったろうか。

実写はアニメには勝てないと思っていたが、
本作はその固定観念を覆してくれた。

まぁ無理もない。
ネタバレしていて、ロクな製作期間もなかったのだから
つまらなく感じたのだろう。

小説でも実写版でもなく、
初めてアニメ版でこの話に触れた人には、
面白く感じたのではないだろうか。

そして、案外単純だけれど実は凄く重要なのだが、
第一印象で作品のイメージが出来上がってしまう。
ということも感じた作品だった。