12人の死にたい子どもたち
2020/03/02(月)追加
作品情報
制作年:2019年
制作国:日本
監督:堤幸彦
主演:杉咲花、黒島結菜、橋本環奈
助演:新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗
ジャンル:サスペンス
死にたいから殺さないで
コメント
Alphonse 2020/03/02(月)
テレビ放映にて鑑賞。
自殺志願者12人が集まった廃病院で、殺人事件が発生した
というお話。
冲方丁の同名小説の映画化。
原作は未読。
「12人の優しい日本人」のように、
一箇所に集まった人物の芝居と物語の展開のみで、
最後までみせてしまおうとする作品だ。
しかし、自殺志願者が12人集まった時点で、
まさか全員自殺するとも思えず、
まさか、そんな作品を映画化するとも思えない。
そのため、最後は全員自殺せずに、
生きる希望を持って終わるのだろう。
という誰でも考え付きそうなオチが予想できてしまう。
敢えてその裏をかいて、12人が殺しあうような話になってしまうかも。
と想像をたくましくしたものの、
それは「バトルロワイヤル」にしかならない。
ならば、全員死なずとも、2、3人死んでしまうのかと思っていた。
ところが、冒頭から見知らぬ誰かが死んでいる。
そのため、犯人探しに終始する展開になってしまった。
元々の自殺志願者の気持ちとか、
そんなことは置き去りにして、
犯人探しに終始する一同。
半分過ぎた所でやっと自殺志願者の話がいくつか出てきたものの、
大したインパクトもなく、感動もなく、
予想した通りの話が、予想した通りに進む。
流石に最後の方は眠くなって寝てしまった。
目が覚めると、みんな仲良く別れてハッピーエンド。
最後もやはり予想通り。
人気俳優の演技を観るためだけの作品になってしまった。
何故こんな原作を映画化したのか不思議で仕方ない。
本作と同じ原作者冲方丁の「天地明察」が良かったのかもしれない。
あるいは、日本テレビが製作に関わっているので、
イジメによる自殺を少しでも減らそうと思っていたのかも。
いずれにしても、オチが予想出来て、
その予想通りに話が進んでしまっては、
眠くなるのも致し方ないのであった。