マスカレード・ホテル
2020/01/06(月)追加
作品情報
制作年:2019年
制作国:日本
監督:鈴木雅之
主演:木村拓哉、長澤まさみ
助演:松たかこ、小日向文也、鶴見辰吾、石橋凌、渡部篤郎
ジャンル:ミステリー
全員を疑え。犯人は、この中にいる
コメント
Alphonse 2020/01/06(月)
テレビ放映にて鑑賞。
連続殺人犯を逮捕するため、ホテルに潜入する刑事とそのホテルのホテルマン。
というお話。
東野圭吾原作の同名小説の映画化。
原作は未読。
どちらかと言えば、
ホテルで起こるエピソードをオムニバス形式でみせる映画。
ホテルを舞台にした舞台劇のような雰囲気がある。
「有頂天ホテル」
と似たような雰囲気があるが、コメディ色は影を薄め、
人情ミステリーといった雰囲気の作品に仕上がっている。
ネタばれになってしまうが、
半分ほど鑑賞すると、
次の被害者はホテルマン(ウーマン?)の長澤まさみではないか。
と見当がついてしまう。
そのためもあるのか、2時間で解く謎を用意しつつも、
ホテルに来る客一人、一人を謎めいた設定にして楽しませてくれる。
最後の仮面舞踏会のシーンは蛇足だった。
時間調整のためとしか思えない。
なくてもいいシーンだった。
はてさて、真犯人は。。。
観てのお楽しみである。
ここからは映像的なことに触れていこう。
ホテルが舞台ということで、出てくるのはホテルのロビーと客室のみ。
時折、結婚式用の宴会場や教会が出てくる程度。
それでは、映像的に単調になると思ったのか、
屋上やら、社員専用部屋やら、ホテルの舞台裏等も登場してくる。
そして、ホテルの部屋から一気に引きの映像になってホテル全景が写ったりする。
このあたりは、CGとは感じさせないが、明らかにCGを使った撮影だ。
「ミッション:インポッシブル」では、
走行中の列車が映り、その窓にカメラが近づいて客室が映るというシーンがあったが、
それの逆バージョン。
他にも、「燃えよドラゴン」にあった鏡だらけの映像なのに、
カメラが映りこんでいないとか。
「麻雀放浪記」や「マトリックス」で使われた、
被写体の周りをグルグルカメラが回るとか。
地味だが、CGを感じさせない造りには好感を持てた。
あとは、キャスティングについて少々。
フジテレビ製作なので、フジテレビ感が一杯。
高嶋政伸、小日向文也、渡部篤郎、松たかこ、菜々緒。。。
フジテレビドラマご用達の役者ばかり。
これで、坂上忍と石黒賢を出せば完璧だ。
同じ原作で違う役者と監督で撮影したら、
また違った作品になるのではないかと思わせるぐらい、
フジテレビ感が一杯だった。
そこが、難点と言えば難点だろう。