億男
2019/10/28(月)追加
作品情報
制作年:2018年
制作国:日本
監督:大友啓史
主演:佐藤健、高橋一生
助演:藤原竜也、北村一輝、沢尻エリカ、黒木華
ジャンル:ドラマ
お金とは何か?幸せはどこか?
コメント
Alphonse 2019/10/28(月)
テレビ放映にて鑑賞。
宝くじで3億円当選した男がその金を友人に持ち逃げされる
というお話。
本作は「るろうに剣心」と全く同じ監督、音楽、主演。
藤原竜也も出演していたが相変わらず、濃い芝居をしていた。
本作では出番は控えめだったが、このくらいでちょうどいいかもしれない。
「るろうに剣心」に出ていた蒼井優は今回出番なし。
蒼井優の代役かどうかは知らないが、同時期に人気が出た
沢尻エリカが出演しているというのは皮肉めいている。
お金のことをテーマにしながら、
やはり興行という事を考えればヒットして欲しいと思うのは製作側の思いだろう。
「お金がすべてではない」
と声高らかに唄い上げながら、
興行的な成功を無視できない自己矛盾をはらんだ作品。
そんな事を思いながら観ていた。
では、内容に触れていこう。
持ち逃げされた3億円を探すため、
友人の九十九(高橋一生)の関係者に会っていく。
そこで主人公の一(佐藤健)はお金とは何か。
その正体について考えさせられる。
深淵なテーマの映画。
バブルを知らない世代やセレブ以外からすると、
なんともうらやましい話に思えてくる。
しかし、実際バブル期には物質的な豊かさよりも、
精神的な豊かさを求める風潮が確かにあった。
最近だと経済発展著しい中国の一部の人が、
同じような思いを抱えている。
おそらく、「君の名は。」が中国でヒットしたため、
日本ではなく、中国マーケットを狙った作品ではないだろうか。
とか思ってしまう。
果たしてお金は幸せを運んでくれるのか、
単なる紙切れなのか。
それは、この作品を観る人の心の中に答えがあるのだろう。
分不相応の大金は身を滅ぼしてしまう作品に、
私には思えてしまった。