ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年
2018/09/17(月)追加
作品情報
制作年:2015年
制作国:日本
監督:高木淳
主演:まる子、アンドレア
助演:友蔵、たまちゃん、はなわくん、まるおくん
ジャンル:アニメ
キミを忘れないよ――
コメント
Alphonse 2018/09/17(月)
テレビ放映にて鑑賞。
まる子のうちにイタリアから少年がやってきた
というお話。
アメリカ、香港、インド、ハワイ、ブラジル、イタリアの
六カ国から留学生がやってきて、そのうちのイタリアの少年アンドレアが
まる子の家に10日間暮らすことになる。
前半はいつもどおりの学校でのシーンが続く。
留学生の世話ができないまるおくんが、すねるあたりが面白い。
後半はアンドレアのおじいさんマルコが日本にいた時に世話になった、
のんき屋のん兵衛の居所を探すというお話。
おそらく、普通にみればそこそこ面白いと思うが、
原作者のさくらももこが亡くなったことによる追悼番組として放送されたために、
別れのシーンがより一層悲しいものになった。
自分の小学生時代のことを思い出したり、
別れた友達のことを思い出した人も多いことだろう。
また、まる子とアンドレアの関係が、
視聴者とさくらももこにオーバーラップした人もいるかもしれない。
私的には後半、感動的なシーンが数多く、やばい作品になってしまった。
特にとうろうを流すシーンでとうろうが別れてしまい、
まる子が
「もう会えなくなってしまう」
となげくシーンが心に残っている。
さくらももこはすでにこのとき死期を悟っていたのではないかと、
深読みしてしまう。
作品を追悼番組として放送したため、
現実とシンクロしてしまい、
作品の内容以上に感動的になってしまった。
しかし、過去の作品の先見性が評価されたりする場合もあるので、
現実とのシンクロ率が評価の基準になるのも無理はないだろう。
また、大ヒットした作品も、今観ると大したことない作品もある。
公開される時期や、観客の感情によって作品の評価は違ってくる、
ということを思い知らされる作品だったように思う。
余談だが、主題歌の「おどるポンポコリン」は
バブルの馬鹿騒ぎを歌っているように思えてしまうのは私だけだろうか。