聲の形
2018/08/27(月)追加
作品情報
制作年:2016年
制作国:日本
監督:山田尚子
主演:石田将也、西宮硝子
助演:植野直花、佐原みよこ、川井みき、永束友宏
ジャンル:アニメ
君に生きるのを手伝ってほしい
コメント
Alphonse 2018/08/27(月)
テレビ放映にて鑑賞。
大今良時の同名漫画のアニメ映画化。
耳の不自由な女の子をイジメていた男の子のお話。
漫画版は読んでいないが、
「心が叫びたがってるんだ」と似たような作品。
「心が叫びたがってるんだ」はしゃべれなくなる少女の話だったが、
本作は、耳の不自由な障害者の話。
しかもメインは少女ではなく、その少女をイジメていた男の子の話だ。
長いことイジメをテーマにした作品は、
イジメられる方ばかりをメインとしてきたが、
本作はイジメた方をメインにしてある。
結果的にイジメた方もイジメられる側に回ってしまうため、
これまでと似たような作品になってしまったが、
イジメでは加害者と被害者の関係が、
いとも簡単に変ってしまうのがよくわかる。
そして物語が進み、
心を開いていないクラスメイトの顔にバツがついているのが、
いかにもアニメ的で斬新だったし、
障害者の少女が自殺しようとする所を、
主人公が助けようとするが、逆に転落してしまう所も、
驚かされた。
全体を通じて観ると、
「因果応報」と「破壊と再生」というよくある作品の作りではあったが、
最後はテレビ版「エヴァ」のように、
主人公が生まれかわる形のハッピーエンドで終了。
安易な解決だと文句が出るかもしれないが、
これはこれでよかったのではないだろうか。
主人公や障害者の少女が亡くなってしまう話よりはずっとよかったと思う。