AlphonseのCINEMA BOX

オデッセイ

2018/08/06(月)追加

作品情報

制作年:2015
制作国:アメリカ
監督:リドリー・スコット
主演:マット・デイモン
助演:ジェシカ・チャステイン、ジェフ・ダニエルズ、ショーン・ビーン、キウェテル・イジョフォー
ジャンル:SF

70億人が、彼の還りを待っている。

コメント

Alphonse 2018/08/06(月)

テレビ放映にて鑑賞。

火星に一人取り残されてしまった男のお話。

劇場公開時の予告編とは全く違った雰囲気のCMを製作したことで、
シリアスな雰囲気の映画がコミカルな映画に様変わりしてしまった。

火星での調査中、嵐により仲間とはぐれ、一人火星に残されてしまった主人公。
生き残るために火星の調査基地でジャガイモを栽培することになる。

一方地球では、主人公は死んだものとばかり思っていたのだが、
火星から送られてくる映像から、主人公の生存が確認され、
主人公救出ミッションが開始される。

ここまで、およそ1時間。
実際に火星でジャガイモが栽培できるかどうか知らないけれど、
本作を観ているとなんか出来そうな気がしてくる。

そして、火星探査機の残骸かなにかを使って地球と交信。
アスキーコード表を使うなどして、テキストベースでも情報伝達が可能となる。

なんだか、順調に物事が進んでいく。

「そろそろ何かしらの事件が欲しい所だな。」
と思っていたら案の定、気圧を調整するブースが破損。

これまで栽培していたジャガイモは全滅。
しかも火星に救援物資を送るロケットも失敗。

主人公は窮地に立たされる。

ハリウッド映画の定番路線をしっかり踏襲している。
これが地球なら何度も主人公がピンチに晒されるところだが、
あまりにピンチが多くなりすぎると今の宇宙開発のレベルにそぐわない。
近未来の感じがなくなってしまい、
主人公がスーパーマンか、ご都合主義満載の映画になってしまう。

その後の展開は、予想できてしまったのだが、
主人公が火星にやってきた宇宙船を使って無事地球に帰還する。

「ゼロ・グラビティ」の感想書く際に、色々調べてみたのだが、
どうも映画用の演出がいくつかあったらしいことが判明。
おそらく本作も専門家の目から見たら、おかしな映像があることだろう。

しかし、それでもいいのではないかと思う。
実際に火星に人が往復するようになれば、
この作品の真価が問われることになるだろう。

また、本作には中国の宇宙開発が登場する。
この辺りも時代を感じる。
アメリカも中国の経済発展を無視できなくなった何よりの証拠だろう。

ちなみに原題は「Martian」火星の人の意。