AlphonseのCINEMA BOX

ハッピーフライト

2018/02/05(月)追加

作品情報

制作年:2008
制作国:日本
監督:矢口史靖
主演:田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか
助演:吹石一恵、田端智子、寺島しのぶ、岸部一徳
ジャンル:ドラマ

ヒコーキ、飛ばします。

コメント

Alphonse 2018/02/05(月)

テレビ放映にて鑑賞。

国内線に搭乗していたフライトアテンダントが国際線で奮闘する。
というお話。

同名タイトルに「ハッピー・フライト」というハリウッド映画がある。
タイトルに「・」がつくかつかないかの違いしかないが、
こちらはまさに、フライトアテンダントがメインの映画だった。
一方、本作は序盤だけはフライトアテンダントがメインの映画だけれども、
群像劇といったほうが正解だろう。

ハリウッド映画の方は原題が「View from the Top」なので、
日本で紹介される際に、映画会社かなにかがこのタイトルにしたのだろう。
それを本作がパクったような感じがしないでもない。
タイトルの話ばかりしても仕方ないので、内容に触れていこう。

序盤はコメディー作品のようでありながら、後半は空港パニック映画のような趣きがある。
10年前の映画なのに、
古さを感じさせないのは、私が空港の管制システムに詳しくないということもあるが、
出演者がいまだに色んな所で活躍し、流行を追ったような演出がないからだろう。
と同時に、「踊る大捜査線」以降もてはやされた職業ドラマの流れを汲んで、
空港で働く人々の実情が実にわかりやすく描かれているからだ。

裏を返せば、それだけ日本のシステムが変化していないことになる。
クレームを言う客、それに対応する乗務員。
トラブルに対応に奔走する空港職員など、閉塞感とも窮屈とも言える日本の社会が
10年前から変わっていないからに他ならない。

さて、そんなことは差し置いて実際の空港で撮影している所が流石だ。
CGかもしれないのだが、ANA全面協力の元、空港の出発ロビー、
整備工場、コクピット、管制室、飛行機内など、本物と思われるシーンが数多く登場する。
ラストの着陸シーンなど、実際に雨の中で撮影したのではないかと思ってしまった。

この作品は何度かテレビ放映されているため、
今回放送したバージョンでは、いくつかカットされたシーンがあったように思うが、
CMの入るタイミングが抜群だったことは賞賛に値する。

なんだか、内容に触れるつもりがさっぱり触れられない。。。
理屈抜きで楽しむ映画とだけ書いておこう。

後は補足。
実は本作の着陸シーンよりもすごい映像(映画かどうか忘れてしまった)を観たことがあって、
そこではジャンボ旅客機がタッチアンドゴー(着陸してすぐに離陸すること)を行っていた。
しかもそれがCGではないという。熟練のパイロットの技だということに驚かされたことがある。
他に、この作品はすでにCINEMA BOXに登録していると思っていた。
ところが、登録されていなかったため、今回追加することになった次第。