超高速! 参勤交代 リターンズ
2018/01/08(月)追加
作品情報
制作年:2016年
制作国:日本
監督:本木克英
主演:佐々木蔵之介、西村雅彦、寺脇康文、柄本時生、六角精児、知念侑李
助演:陣内孝則、古田新太、深田恭子、渡辺裕之
ジャンル:コメディー
金なし!人なし!
時間なし!
おまけに帰る
城もなし!?
コメント
Alphonse 2018/01/08(月)
テレビ放映にて鑑賞。
前作で参勤(湯長谷(ゆながやと読む)藩から江戸へ向かう)を無事成功さえた一行。
しかし、交代(江戸から湯長谷藩へ向かう)は参勤のさらに倍の速さで戻ることになった。というお話。
前作を見ていない。
そのため、登場人物の設定やら、なにやら細かいことはわからないのかと思いきや、
冒頭でしっかり説明がされてあってすんなり作品内に入っていくことができた。
全体的に時代劇でありながら、現代風のコメディー作品だとばかり思っていたのだが、開始1時間あたりで様相が一変した。
後半からは、陰謀を企む松平信祝(陣内孝則)と湯長谷藩と対決するアクション映画になってしまった。
アクション映画としてみるのならそれでもいいのだが、コメディーを期待していた私としては何か拍子抜けしてしまった感がある。
おそらく前作がコメディー要素をふんだんに取り込んだため、本作はアクション映画に路線変更させたのだろう。
この路線変更は「エイリアン」シリーズと同じものだ。
「エイリアン」は1作目がSFホラーだったのに対して、2作目はSFアクションになっている。
2作目をジェームス・キャメロンが監督したということもあるが、
いい意味で観客の期待を裏切ったことが、「エイリアン」シリーズを何作も続けさせる原動力になった。
同じことを本作もやったのだろう。
そのため、後半は「七人の侍」のようでもあり、「木枯らし紋次郎」のようでもあり、「子連れ狼」のようでもある。
煙の中で戦うのは「影の軍団」みたいだ。
それはそれで時代劇ファンにはたまらないのだろうが、焦点がぼやけてしまった感は否めない。
前半1時間までの話しかなかったものを、無理やり1時間延ばしたようにも見える。
唯一の救いは戦闘中に内藤政醇(佐々木蔵之介)とお咲(深田恭子)が気持ちを確かめあうシーンぐらいだろうか。実に面白かった。