デスノート Light up the NEW world
2017/11/18(土)追加
作品情報
制作年:2016年
制作国:日本
監督:佐藤信介
主演:東出昌大、池松壮亮、菅田将暉
助演:戸田恵梨香、松山ケンイチ、藤原竜也
ジャンル:ホラー
これで、すべてを終わらせる
コメント
Alphonse 2017/11/18(土)
テレビ放映にて鑑賞。
名前を書くだけで人を殺せてしまうデスノートが地上に6冊現れた。
というお話。
夜神月(「やがみらいと」と読む)がキラとして君臨していた前作に比べるとパワーダウンは否めない。
夜神月(藤原竜也)版は二転三転するストーリー展開に驚かされ、
しかもそれがすべて仕組まれたことであったという衝撃的な内容に興奮したものだが、
今回はそういった展開もなく、
ただのデスノート争奪戦に終始してしまった。
ありがちな2匹目のドジョウを狙いにいく、
良くある続編になってしまった。
いかにもテレビ業界や昭和の日本映画界によくあったシリーズ物の作り方だ。
「エイリアン」や「ターミネーター」が大ヒットし、
シリーズ化されたのは2作目で1作目と雰囲気をがらりと変えたからだ。
「エイリアン」は1作目がSFホラー映画だったのに対し、
2作目はアクション映画のように作られている。
また、「ターミネーター」も1作目がSFホラー映画だったのに対し、
2作目は未来への希望が描かれ人間ドラマのように作られている。
いかに2作目が大事か証明するようなシリーズの作り方だ。
ところが本作は夜神月版ほどの衝撃もなく、アクション映画でもなく、
ホラーでも人間ドラマでもない。ただの延長戦でしかない。
だからといってデスノートのルールをどんどん増やしていくと、
物語が破綻していくのは目に見えている。
集英社の漫画には連載終了した後、
続編が作られるものが多いが前作ほど人気が出ないのはそのためだろう。
前作のファンのためだけに製作しても、
それなりに採算が取れるからに違いない。
ただし、「ドラゴンボール」だけは違う。
東映アニメーションという人気アニメを数多く手がけた会社だけあって、
ヒットさせる壷をよく心得ている。
しかも「ドラゴンボール」は漫画連載中からアニメ化されていたこともあって、
東映による多少のアレンジもよしとしているような節がある。
今後もデスノートの続編を作るのであれば、
仮面ライダーのように原作に似ても似つかぬ作品になってしまう以外ないのかもしれない。