信長協奏曲
2017/01/31(火)追加
作品情報
制作年:2015年
制作国:日本
監督:松山博昭
主演:小栗旬
助演:柴咲コウ、向井理、水原希子、古田新太、濱田岳、高嶋政宏、山田孝之
ジャンル:SF
いつの時代も、やっぱ平和が一番でしょ!
コメント
Alphonse 2017/01/31(火)
現代の高校生が戦国時代にタイムスリップして、織田信長として生きてゆく
というお話。
同名漫画の実写化。
これまでの実写版映画と違い
まず、アニメ版を原作の最初から途中まで放送。
その後、テレビドラマ版を同じく原作の最初から途中まで放送。
そして、テレビドラマの最終回にあたる回を劇場版として制作した。
一風変わった形の実写版映画。
SPECIAL BOXにも書いたが、
2時間という映画の制約を解消するため、
登場人物の活躍は、ほぼテレビドラマ版で終了しており、
主要なキャラだけで物語を展開させることができる。
「ウミザル 海猿」と同じような作りの映画。
テレビドラマを視聴していた方からすれば、
「最後までちゃんと放送しろ。最後だけ劇場版とは、あざとい。」
という声も聞こえてきそうだ。
そうかといってテレビドラマを2時間に再編集し、
追加に何分か撮影して劇場版とするのも、これまたあざとい。
「THE END OF EVANGELION」も同じような形で最終回のみを映画化したものだが、
エヴァの方は人気があったため、映画化しても興行的に成立したが、
今回はテレビドラマが高視聴率だったかどうか疑わしい中での映画化。
おそらくフジテレビは「ウミザル 海猿」を映画化したいに違いないのだが、
原作者と揉めてしまったので、制作できず、
2匹目の「ウミザル 海猿」を求めて東奔西走した結果が本作なのだろう。
それでも、興行的にはまずまず成功した方だろう。
前置きが長くなってしまったが、ここからは感想。
テレビドラマの本放送から、かなり経って今回の鑑賞となってしまったため、
細かいエピソードなどはすっかり忘れていた。
それでも、明智VS秀吉の山崎の合戦は迫力あるシーンで
よく出来ていると思う。
CGでなく、エキストラで撮影しているなら本当にすごい。
「金掛かってるぅ」
とか思ってしまう。
途中から、「戦さの無い世の中を目指す」というサブロー(小栗旬)の想いが妙にリアルに胸を打った。
NHKの大河ドラマでも歴史上の人物が同じような台詞を口にすることがあるが、
ついつい、本当はそんな事少しも思ってなくて、私利私欲の塊だったのではないか?
と思ってしまうことがある。
ところが、サブローは違う。
「戦さの無い世の中」からやって来た現代人(未来人?)だからだ。
「平和の有難さ」が戦国時代で嫌というほど身に染みている人物の発する言葉は胸を打つ。
そして、物語は本能寺へ…。
サブローは史実通り死んでしまうか?それとも…。
それは観てのお楽しみ。