AlphonseのCINEMA BOX

ブラックスワン

2016/01/06(水)追加

作品情報

制作年:2010
制作国:アメリカ
監督:ダーレン・アロノフスキー
主演:ナタリー・ポートマン
助演:ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス
ジャンル:ドラマ

純白の野心は、
やがて漆黒の狂気に変わる…

コメント

Alphonse 2016/01/06(水)

テレビ放映にて鑑賞。

バレリーナのニナ(ナタリー・ポートマン)は「白鳥の湖」の主役を演じることになった。
というお話。

ヒットしたのですぐにテレビ放映されると思っていたら、
お色気描写やドラッグの描写などがあるためだろう、深夜の放送だった。

序盤は、やたら鏡のある部屋でのシーンが多い。
気付いている人も多いと思うが、鏡には当然カメラは映っていない。
何気ないシーンばかりだが、
作り手のこだわりが感じられ、画面に緊張感が出てきて私には面白かった。

途中から「Wの悲劇」のような業界暴露劇みたいな気もしたし、
「オペラ座の怪人」のようなホラー映画のような気もしたが、
ホラー映画のようなシーンは全てニナのドラッグによる幻覚なのだと、
勝手に解釈して観ていた。

後半黒鳥の踊りのシーンでは
文字通り目の色を変えニナが腕を翼に変えて踊る。
踊りの最後では普通の腕に戻っているが、
影だけは翼のままという心憎い演出がある。
CG満載の昨今のハリウッド映画ばかり観ている人には物足りないかも知れないが、
このぐらいCGが控えめで、かつ効果的だと好感が持てる。

最後は「白鳥の湖」を効果的に使い場面を盛り上げていて素晴らしかった。

ホラー映画のようにも思えるが、
芸術に魅了され、芸術に魂を捧げる芸術至上主義の映画でした。