AlphonseのCINEMA BOX

るろうに剣心 伝説の最後編

2015/11/09(月)追加

作品情報

制作年:2014
制作国:日本
監督:大友啓史
主演:佐藤健、武井咲
助演:藤原竜也、伊勢谷友介、蒼井優、江口洋介、青木崇高、神木隆之介、土屋太鳳、福山雅治
ジャンル:アクション

未来のために。

コメント

Alphonse 2015/11/09(月)

テレビ放映にて鑑賞。

志々雄真実(藤原竜也)による新政府打倒計画に剣心(佐藤健)が立ち向かう。
前作京都大火編からの続き。
というお話。

同名漫画の実写化第3弾。
原作やアニメ版は知りません。

前作はダメダメ映画だったが、
今回は汚名返上とばかりにアクション大作に仕上がっていた。

序盤は師匠である比古清十郎(福山雅治)との修行の日々。
敵に負けた主人公がより強くなるため、奥義を取得するまでが描かれる。
本来はジャッキー・チェンの「酔拳」が最初だとは思うが、まぁ良しとしよう。
ジャンプ連載の漫画には必須のステップのような気がするから。

中盤は、四乃森蒼紫(伊勢谷友介)との対決。
修行を終えた後の剣心と対決したのだから、
四乃森も出来レースの咬ませ犬程度にしかなり得なかった。
余談だが、「あしたのジョー」といい、
伊勢谷友介は漫画の実写版ばかり出ているような気がする。

後半は、志々雄との対決。
火傷のため体温調節ができない志々雄は、15分しか戦えない。
どうなって最後を迎えるかはすぐに分かってしまうのだが、
斉藤一(江口洋介)相楽左之助(青木崇高)、四乃森、剣心の
4人がかりで戦って勝てない相手って…。
どうやって志々雄を倒すのかは観てのお楽しみ。

途中、左之助が1対1の対決で急所攻撃をするのはいかがなものかと
思ってしまった。
原作がそうなっているのなら仕方ないが、
これまで数多くのアクション映画を観てきて、
香港映画でも、ハリウッド映画でも、さすがに急所攻撃はない。
素手では敵わないとみて武器を使い倒すというのが、あるぐらいだ。
左之助の背中に「悪」の文字があるから嫌な奴でも構わないのだが、
やはりアクション映画としての美学は守って欲しかった。
もっと他のやり方で嫌な奴と思わせても良かったと思う。
それだけがマイナス点だ。

ラストは「ラストサムライ」みたいになっていた。
「ラストサムライ」より先に公開していれば、
日本映画史に残る名作になっていただけに残念だ。

銃撃戦でも、カンフーでもない、日本の剣術アクションを堪能したい方に
おすすめの作品。