AlphonseのCINEMA BOX

るろうに剣心 京都大火編

2015/11/05(木)追加

作品情報

制作年:2014
制作国:日本
監督:大友啓史
主演:佐藤健、武井咲
助演:藤原竜也、伊勢谷友介、蒼井優、江口洋介、青木崇高、神木隆之介、土屋太鳳、田中泯
ジャンル:アクション

さらば、剣心。

コメント

Alphonse 2015/11/05(木)

テレビ放映にて鑑賞。

志々雄真実(藤原竜也)による新政府打倒計画に剣心(佐藤健)が立ち向かう。
というお話。

同名漫画の実写化第2弾。
原作やアニメ版は観ていない。
しかし実写1作目は好評価だった本作。
どこをどう間違ったのかダメダメ映画に成り下がってしまった。

神谷薫(武井咲)以外はほとんど全員オーバーな芝居をやりすぎ。
おそらく藤原竜也の濃すぎる芝居にみんな(監督も含め)引っ張られたのだろう。
だと勝手に思っている。

「蒼井優はこんなにオーバーな芝居をする人だったけ?」
と思うほど誰も彼もオーバーな芝居テンコ盛りだった。

ヴィジュアル系バンドのメンバーのような金髪の刺客が出てきてから、
ダメさはさらに増してしまった。
いくら明治初期とはいえ、これはやりすぎ。
おそらく漫画のキャラデザインそのままなのだろう。
漫画のキャラを実写化するとこんなに不自然極まりない事になるという
見本のような人物になってしまった。

徐々に剣心の「~でごさるよ。」という言い回しまで鼻につく始末。
(それを知ってか知らずか、志々雄がツッコんでいた。)
しかも、四乃森蒼紫(伊勢谷友介)か、志々雄と決着つけるのかと思いきや
次回作へ続くとなった。
「もう勘弁してくれ。」
と思ってしまった。何も知らないで映画館に足を運んでいたら
「金返せ。」と怒鳴りたくなったことだろう。

とここまで、否定的なことばかり書いてしまったが、
大久保利通が暗殺されたのをこの映画で初めて知ったし、
村を助けるアクションは見事だったし、
刀鍛冶まで登場させていかにも「剣客伝」という雰囲気も出ていたし、
真打というのも初めて知った。
ラスト近くには軍艦も登場して特撮班も頑張っていたし、
薫が戦闘が長引いてバテてしまうのもリアルだったし、
見所がなかったわけではない。

本編には関係ないが、
剣心の剣術はおそらく居合いと呼ばれるものだろう。
より早く相手に刃を当てることを重視する剣技だと思われる。
そのため、剣心が本気モードの時は刀を鞘の中にしまっている。
本作で気が付いたが
剣心の一撃は一太刀で二、三回ダメージを与えている。
最初の一撃は効果ある筈だが、
果たして少ない反動だけで相手にダメージが与えられるのかどうかは疑問におもった。
それでも、相手は剣心が逆刃刀を使っていることを知らないはずだから、
最初の一撃で隙ができることは十分に考えられ、そこが勝機につながっているのだろう。