AlphonseのCINEMA BOX

映画 怪物くん

2014/06/11(水)追加

作品情報

制作年:2011
制作国:日本
監督:中村義洋
主演:大野智
助演:八嶋智人、川島海荷、上島竜兵、チェ・ホンマン、上川隆也
ジャンル:SF

欲望渦巻くカレーの王国…今、ワガママは伝説になる。

コメント

Alphonse 2014/06/11(水)

テレビ放映にて鑑賞。

怪物ランドからカレーの王国にたどり着いた怪物くん一行が、カレー王国の姫の誘拐事件に巻き込まれる。
というお話。

テレビドラマの映画化。

いつも漫画原作の実写化になると思うことがある。
漫画からいきなり実写化される作品はまだ、
弁解というか映像化される前にある程度の想像の余地が残されている。
ところが
漫画がすでにアニメ化され、それがある程度認知されてしまった作品は
想像の余地はほどんど残されていない。

ルパン三世、クレヨンシンちゃん、ドラえもんなどはその典型で
あの独特のしゃべり方はアニメで定着したものだ。
そのため、実写版を製作する際は、違うしゃべり方や全く別のキャラクターとして登場させるしか方法が残っていないと思われる。

幸い今回の怪物くんはそこまで固定したしゃべり方はなかったが、
ドラキュラは語尾に「ざます」が必要だし。
フランケンは「フガー」か無口でなくてはダメだ。

そういったお約束を守る必要が出てくるのが実写版の辛いところ。
まして、アニメでは違和感のない表現でも実写では蛇足になったり、
不自然になったりするのも辛いところだ。

そういった制約を越えて新しいキャラクター設定で物語を紡げば
原作者から苦情がくるだろう。

こういう状況だからか、幸か不幸か日本にはまだ、アニメ作品を見事に実写化してみせる監督が一人もいない。

前置きが長くなってしまったが、本作も例外ではない。
ただのアニメ作品の焼き直しだ。
「ヤッターマン」で気を良くした日テレが嵐を使って一儲けといったところだろう。
20世紀少年と同等の製作費をつぎ込んだという馬鹿っぷりに便乗して
私もアニメ作品の実写化について一言書いてみたのでした。