風雲 ストームライダーズ
2002/01/22(火)追加
作品情報
制作年:1998年
制作国:香港
監督:アンドリュー・ラウ
主演:イーキン・チェン、アーロン・クォック
助演:千葉真一、クリスティ・ヤン、スー・チー
ジャンル:アクション
飛べ!廻れ!突きぬけろ!
コメント
Alphonse 2002/01/22(火)
レンタルビデオにて鑑賞。
古装片映画好きにはタマラナイ作品といえよう。
ただ、これを古装片映画としていいかどうかは疑問である。
何しろ登場人物の衣装がかなり現代風で西洋の騎士のイメージもあるからだ。
さて、作品内容だが、本場香港で人気の漫画が原作の本作。
これまでの金庸を代表とする武侠小説と大筋は同じであるが、現代風なアレンジが衣装や怪物の登場等に見受けられる。
冒頭で千葉真一扮する雄覇(ホンファ)が占い師に天下を取るための占いをさせるところからして実に面白い作りである。
占いによれば、風と雲の二人を揃えればいいのだという。
ここで、「なるほど、それでタイトルが風雲」と納得してしまう。
風(フォン)と雲(ワン)が揃えられてから、十年後までに雄覇の天下統一が行われ、雄覇の娘、孔慈(シウチー)が
風(フォン)に嫁ぐあたりで多少ダレてしまった。。。
孔慈が風と雲を両天秤にかけている性悪女にしかみえないのである。
ラブストーリーを描きたかったのだろうが、これではあまりに風と雲が女を見る眼がなさ過ぎるというものだ。
そこからは急に冷めてしまい、1時間以上してから現れる登場人物の多さや、CGに頼りすぎるアクションシーンに不満になったり
他人の腕を繋げたりお馬鹿度がアップするばかり。剣聖との闘いもあっけなく終わるし、今ひとつ。
それでも、最後まで見れたのは千葉真一の濃い芝居のおかげか。実に悪役が似合う。ハマリ過ぎである。
それと、ラストの雄覇と風と雲の闘いの最中、雲の父の言葉が伏線として現れるなんて誰が予想できただろう。
ラストで「やられた!!」と叫んでしまう出来の良さ。
千葉真一のハマリ役と原作の漫画が読みたくなってしまう久々の傑作であった。