AlphonseのCINEMA BOX

千と千尋の神隠し

2001/08/27(月)追加

作品情報

制作年:2001
制作国:日本
監督:宮崎駿
主演:荻野千尋、ハク
助演:湯婆婆、釜爺、カオナシ
ジャンル:アニメ

トンネルのむこうは、不思議の町でした。

コメント

Alphonse 2001/08/27(月)

映画館にて鑑賞。

「もののけ姫」を超える大ヒット。
自らの記録を自らで破るなどというスピルバーグでしかできない芸当を
見事にやってのけてしまう作品でしたが。。。

夏休みなんで、朝一番は小学生がどっさり行列を作ってました。
仕方ないので、夜9時からのを見ましたが、それでも親子連れがいました。
私が小学生のころは夜9時は消灯だったが。。。
それはさておき、感想は。。。

「もののけ姫」あたりからどうしたんでしょう?
売れるという確信からか、作品の与える影響からか
メッセージ性が強い!強い!
面白いことは面白いんですが、癒し系映画とかいってますがどうなんでしょう?
なんかメッセージが重くて疲れてしまいました。

アニメ作家としての能力は認めますけど。。。
たとえば、龍のうろこが剥がれてからの一連のシーンとか。。。
他には、ねずみと蚊(?)が千尋のマネをするシーン。
このシーンは何気ない、かわいらしいシーンなんですけどね。

このシーン、深読みすると
アニメ作品に限らず物語の状況を観客に説明するには
台詞ですべて解説してしまうのが一番簡単なんです。

でも物語の中の登場人物にとってそんな解説はあたりまえのことなので、登場人物が解説するのは不自然なんです。
ところが、B級映画と呼ばれる作品にはそういったこと関係なしに
物語の中の登場人物が冒頭に解説交じりで話をしてたりするんです。
それがタイクツで長い。それはそのシーンに解説している人物を登場させるためなんです。

それをここでは
ねずみと蚊(?)が千尋のマネをするシーンにして声だけ流してるんですなぁ。
子供向けによく考えたものだと関心させられたのでした。

あとはヒネくれたミカタ。
「もののけ姫」を抜く空前のヒットというのもわかります。
これまでの宮崎アニメの実績から、宮崎アニメなら子供に残虐なシーンを
見せなくても済むという安心感と「安近短」で家族サービスできますから。
本来「千と千尋」の興行収入は子供料金だけなんですが。
両親揃ってないと家族サービスにならんでしょう?

千尋のアクションシーン(?)も「ルパン三世 カリオストロの城」で見せたものだし。
アクションの早回しなども、「もののけ姫」で見せましたし。
いい人しか出てきませんしね。物語のなかに。

新しい挑戦が少なかったのが疲れた一因かもしれません。