AlphonseのCINEMA BOX

ゴージャス

2000/08/07(月)追加

作品情報

制作年:1999
制作国:香港
監督:ヴィンセント・コック
主演:ジャッキー・チェン、スー・チー
助演:トニー・レオン
ジャンル:ラブストーリー

「ラッシュアワー」のジャッキー・チェン主演最新作!豪華3大スター夢の共演で贈る新感覚ラブ・アクション・ムービー

コメント

Alphonse 2000/08/07(月)

レンタルビデオにて鑑賞。

香港版「メッセージ・イン・ア・ボトル」。
といってしまえばそれだけのお話なんですが。。。

カンフー映画の第一人者であるジャッキー・チェンが
銃撃戦可能な現代劇の中でどうすれば、カンフーを見せることができるか
試行錯誤させながら数多くの作品に出演していた80年代。

そんな折、ウォン・カーフェイの「恋する惑星」を筆頭に
「香港映画=アクション」の図式を覆す作品が数多く制作され
日本でもビデオ作品が数多くレンタルできるようになり、
ジャッキー・チェンの映画では観客を魅了することが出来なくなったのでは。。。

と、そんな感じが否めなくなってきた折、この作品で、
ジャッキーが今だ香港映画の第一人者であることを再確認せずにはいられなくなった作品。

ジャッキー・チェン演じる男性が「本当の恋を経験していない」という設定とはいえ
あまりにヒロイン役のスー・チーとの年齢差に抵抗があるということを感じさせないくらい

ラブ・ストーリーに必要な「小物」の数々をキチンと押さえている。
「携帯電話」「金魚」「音楽」などなど。

また、二人の細かな感情の揺れ動きもさることながら、
スー・チーの両親もポイントを押さえた登場の仕方で
ラブ・ストーリーとして上品に仕上がっている。

それでいて、甘ったるい恋愛映画でなくこれまでジャッキーが演じてきたアクションも取り入れられ
飽きさせないよう笑いもふんだんに取り入れているところはさすが。
トニー・レオンが爆笑もののゲイを演じていて、
笑いのツボをちゃんと押さえてます。

アクションシーンはジャッキーらしく「正々堂々」と戦っているのにも好感が持てます。
ただ、敵役のボクサーがブラッド・ピットにどこと無く似ていたと思ったのは私だけでしょうか?

この映画最大の特徴は二つ。
一つは音楽。
ジャッキーが練習しているシーンで使用される音楽を
男女のデュエットにしているところ。
これまでのジャッキー映画ではなかったことです。
しかも英語ではない曲に抵抗があるかと思えばそうではなく、
自然と馴染んできて、「愛と青春の旅立ち」「エンドレス・ラブ」を彷彿とさせてくれます。

もう一つは最後の最後でキス・シーン
エンディング・クレジットがいつものNGシーンと思いきや
最後でダンスシーンとキス・シーンがあるなんて反則です。
思わずオメメ、ウルウルもので
忘れられないラスト・シーンになってしまいました。

このところ、香港映画を中心にみていたのですが、
まさに題名どおり「ゴージャス」な映画で
2000年上半期のベストワンとも言える作品でした。