AlphonseのCINEMA BOX

孔雀王

1999/12/06(月)追加

作品情報

制作年:1988
制作国:日本、香港
監督:ラン・ナイチョイ
主演:三上博史、ユン・ピョウ
助演:安田成美、グロリア・イブ
ジャンル:SF

孔雀よ 決して『地獄門』を開かせてはならぬ―

コメント

Alphonse 1999/12/06(月)

テレビ放映にて鑑賞。

原作のマンガを一時に友人宅で読んで、そのストーリー展開の上手さに
なかなか。。。と感心していた記憶がある。

忘れた頃に映画になり、それからまた忘れた頃にテレビで放映されていたのを観ました。
原作の方が面白いのだが、香港のアクションが見事で、日本の下手な特撮をカバーしています。
詳細なストーリーは忘れてしまいました。

三上博史が出演していたのだけ、鮮明に覚えています。

Alphonse 2002/01/07(月)

レンタルビデオにて鑑賞。

古装片映画に飽き足らず遂に日本との合作映画に手を出してしまった。
日本の特撮もかなりのものがあったようだが、やはり今ひとつだったか。。。
作品の内容は666年ぶりに現代に復活した魔王アシュラと
孔雀王との死闘を描くといったものだが、あまり興奮するでもなく感動するわけでもなかった。
逆に香港映画のテンポの良さが日本との合作により退屈になってしまったようにさえ思える。

香港映画は最初の1時間で日本映画の2時間分の話の展開を見せてしまい、
残りの1時間はそれまで登場した人物や事件を解決してゆくために物語が進行してゆく。
ところが日本映画は、それまでの起承転結の形を崩そうとしないため
前半はとてつもなくだるい。
緻密ともいえるが娯楽大作と呼ばれるものが日本では特撮映画にしか登場していなかった原因は
この当たりにあるのではないだろうか?
ともかくテンポが遅いのである。

復活した魔王アシュラとの対決が現代というのもかなり違和感があり、
ホラー映画にすべきではなかったかと今更のように思う。
ところが、原作の漫画はなかなか面白く理屈好きの日本人好みの専門知識が登場し
魔物は漫画特有の造形の面白さが出ていたように思う。
詳しくは覚えていないが。
このあたりからしても現在のジャパニメーションと呼ばれるにふさわしく
幻想・怪奇はアニメや漫画の世界の方が得意なのだろう。

ただ、原作の良し悪しも影響するのか、
「帝都物語」や「帝都大戦」といった似たような作品が商業映画として成功していることや、
忍法帖シリーズが映画になったことなどを考えると香港映画界と合作したことで、
新たな可能性を見出したのかも知れない。。。

そんな時代背景を感じながら、観ていた作品でした。