THE END OF EVANGELION
1999/09/19(日)追加
作品情報
制作年:1997年
制作国:日本
監督:庵野秀明
主演:シンジ
助演:アスカ、レイ、ミサト、ゲンドウ
ジャンル:アニメ
1大ブームを巻き起こしたEVAの完結編。続編はあるか?
コメント
Alphonse 1999/09/19(日)
映画館にて鑑賞。
映画館ではストーリーを追いかけるのに精一杯でした。
途中の実写には驚きましたね。
最終話、26話を映画公開から1年ほどしてビデオで観たときの感想です。
映画版で「僕にかまってよ」と叫ぶシンジの後、アスカとシンジがミサトの部屋でやりとりをし、
最後はアスカがシンジを突き飛ばしコーヒーがこぼれてしまうシーン。
ここはあらためて圧巻!!。
アニメだからできるカット割。
実写じゃこうも簡単にワンシーンをいろんな角度からは撮影できません。
アニメ的なシーン(ロボットがでてくるとか、派手な衣装着たキャラがでてくるとか。)ではない普通のドラマでもありそうなシーンなのに、
グイグイ観客をひっぱり込んでいく。。。
改めてすごいとおもった。
その後サブリミナル効果の嵐。女性の声で「嫌い」という意味の言葉が連呼される。
テレビ版で受話器から「嫌い」という言葉が連呼されるように。
このあたりは映画版がテレビ版の延長であったような感じがする。
その後、夢という言葉で実写の映像が続くのだが、そこはこう語られているような感じがした。
「夢を幻想として勘違いしてはいけないよ。
夢はDreamであってIllutionじゃないんだ。
だから”夢は現実のつづき、現実は夢のおわり”となる。」
「夢が現実にかなった瞬間に、夢がおわり現実になる」と。
この後、サードインパクトで人類がL.C.Lに還元された後、レイとシンジのシーンが続く。
このあたりではっきりとシンジの心の成長が見て取れる。
他人と一体化したため、傷つくことや誤解のない完全に分かり合える存在となっているにもかかわらず、
「それでは僕がいないじゃないか」
といって他人の存在を認めていくシンジ。
サブリミナルの後、巨大化レイが壊れて行く。。。
「夢(ここでは幻想)のおわり」とともに。
L.C.Lから人の姿に戻って行く過程でシンジが母であるユイと別れを告げる。
このあたりから泣き虫。弱虫、優柔不断のシンジくんが一歩成長しているような感じをうけました。
テレビ版のほうが自分の殻を破っていく過程がはっきりと描かれているのに対して、
映画版はさりげなく静かに描かれている。
「今までの自分の葛藤はこれからもあるだろうし、当たり前のことなんだと」
そしてラストへ......
誰もが一度は思春期に経験する「自分って何?」というテーマをこれほどつきつめた作品はない。
映画公開の後、それこそ静かにブームが去っていったのは、
「アニメおたくよアニメに逃げることなかれ、現実を見よ。」
と強烈につきつけられたからなのだろうが、
1年以上たって改めて冷静に見直してみると、
この作品は、碇シンジという少年の成長記録だったのだということが分かる。
それも風を切ってさっそうと大人になったシンジではなく、
これまでとチョット違ったシンジの感じが、ラストに見て取れました。
ラストは圧巻。
アスカの首を絞めるという破壊的な行為でしか、自分を表現できない不器用なシンジ。
そして、アスカが目覚めた後の泣き声。
アスカが生きていてうれしいのと、
これまでの辛かった自分が解放されてゆく時に出す、
自分自身への陣痛のような痛みをもった泣き声。
「気持ちわるい」とアスカが叫ぶが、シンジがそれは自分で選択した結果。
また、「自分を構ってよ」と始まるけど、
「これも当たり前のことなんだ」と、
以前ほど苦しまないなんだろうという予感を持って終わる。
大人になる時って映画のように劇的なシーンばかりじゃないものね。
だから「EVA」も静かにブームが去っていったような感じがする。
結局サブリミナルをコマ送りして通してみたのが1回。
その後まとめて2回観ました。
ナンカイなだけにナンカイもみないとね。
自分の中学の頃というか、思春期に観ていたら、
一生忘れられない映画になっていたかも。。。
ビデオはサブリミナルをコマ送りで観てください。
賛否両論が渦巻いた作品だけあって、
GAINAXに落書きされているシーンや「庵野、死ね」なんてシーンがあります。
どこかはコマ送りで探してね。
田中誠一 1999/09/25(土)
EVAばかな私でもうなづけない一本。
前半はよかったんだけどな・・・。
(アスカが暴れるところまで)
かつ、パンフに、
「TVが終わって、明らかにテンションが下がっていた」
とかまで書いてあったらしいし。
庵野さんもノータッチっぽいし。
ま、終局の一つのカタチではありますけどね・・・。